画像:https://www.billboard.com/music/pop/one-direction-promo-picture-no-zayn-sad-6531677/
こんにちは&こんばんは、Hideto WeblogのHidetoだ。
今回は、前回のOne Direction記事に引き続き、その第2弾をお届けしよう。
いつも記事を読んでくれてる方はお前喋り方どうしたってなってると思うが、こちとらテンションが上がっている、許してくれ。
第二回となる今回は、メンバー紹介とその声質についてお届けする。歌うことが好きな諸君、ぜひ読んでってくれ。
まずは1Dを知らない方はおそらく読まれないこの記事だが、簡単に1Dの経歴だけでも紹介させてくれ。
One Directionはイギリス出身の4人とアイルランド出身1人の合計5人から成り立つバンドだ。The X Factorという英系のリアリティーオーディション番組から発足したグループで、もともとメンバーはソロでオーデイションに臨んでいた。そこで審査員の一人サイモン・コーウェル氏により5人のグループ結成を勧められ実際にグループ化したってわけだ。その後1枚目のアルバム「Up All Night」がビルボードチャートで1位を獲得。英国出身ということもあり、かのビートルズの再来とも謳われ世界的な人気を博している。というとこまでで。詳しく知りたくなったらwikipediaにいろいろ載ってるから気になる方はぜひチェック。(日本語版は記事が薄いので、多少無理してでも英語版での閲覧を推奨。)
まぁあとボーイズ’バンド’とは言うがNiallがギターを演奏するくらいで他のメンバーが何かしらの楽器を演奏するわけではないな。だからガチのバンドではないが、でもまーーとにかくみんな歌がうめぇ。もうそれに尽きる。
ちょっと脱線してるので元に戻ろう。
それではさらっと紹介を終えたところで、お次はメンバー紹介。本当にざっくり。
メンバー
- Harry Styles
1994年 イングランド・チェシャー州生まれ
- Niall Horan
1993年 アイルランド・ウェストミース州生まれ
- Liam Payne
1993年 イングランド・ウェストミッドランド州生まれ
- Louis Tomlinson
1991年 イングランド・サウスヨークシャー州生まれ
- Zayn Malik (脱退済)
1993年 イングランド・ウェストヨークシャー州出生まれ
年齢的にはハリーが最年少、ルイが最年長、残りのメンバーが同年代ということになる。
出身からわかるのはゼイン・ルイは同じヨークシャー州出身ということ。そのためネット上では2人の訛りがとても似ている、と言われている。が、実際自分自身舐めるようにYouTubeに数多上がる1Dインタビュー動画を見てきた見地から言わせてもらうが、全然似てねぇ。もともとイングランド内でも北部地方であるヨークシャー州は訛りが強いと言われているが、特にゼインの訛りは非常に強い。1Dドキュメンタリー映画である「THIS IS US」にゼインが家族に新居をプレゼントするシーンでその会話が収録されているが、おそらく日本で普通に英語教育を受けてきた私たちは誰一人として聞き取れないであろう北部訛りを垣間見ることができる。英国北部訛りというかなんかもはや個人的には3周くらい回ってインド訛りなんじゃねってなってくるレベル。その特徴的な発音はモンタージュが動画が作られるほど(気になる方は「Vas Happenin’ Zayn」でグゥーグルグゥーグル)
また話が逸れたが、とにかく1Dは脱退メンバーを除き4人のメンバーで活動していたが、2015年に活動を休止。復活は2020年と囁かれていた時期もあったが、現在時点2024年9月になっても残念ながらまだ活動再開はされていない。だが筆者としては復活を強く信じたいところ。次回記事で書くつもりだが、解散後それぞれソロとして活動するメンバーがポツポツと復活について語っており、また1Dの活躍を見る日もそう遠くはない、かも。
声質
では次にメンバーの声質を分析する、個人的見解の塊なので悪しからず。
Harry Styles
メンバー内で一番ソロが多いハリー、その声質の特徴は低く・しゃがれ・ゆっくり話す、というところだろう。全体的に落ち着いたトーンでバラード系でよく活躍する印象。だがその声量は凄まじく、高音が多い初期アルバムでもしっかり歌声の中核を担っている。地声で歌う印象が強くそれを支えるのが喉なのか肺活量なのかわからないが、とにかく高音から低音までバランスよくこなすオールランダーといった印象。
Niall Horan
唯一のアイリッシュ、ギターが弾けるナイルの歌声はメンバーの中で一番クセがなくフラットな印象。話し言葉にも特に癖はない。歌唱中もこれといった特徴がある訳ではないが、強いて挙げれば歌声に地声感がやや強い。しかしハリーよりも声がしっかり聴こえてくるので、ポップな曲中ではわりとその中核を担っている。
Louis Tomlinson
メンバー最年長ルイの声質の特徴はハイトーン・抑揚がある、といったところ。デフォルトの声が高いので、曲内でも高音域が長時間必要とされるパートをよく担当する。また面白いことにルイの歌声だけをミュートした1Dのファン動画があるが、その途端に曲が全く1Dっぽく聞こえなくなるという現象が起きたことがある。1Dっぽい歌色を支える縁の下の力持ち的存在。
Liam Payne
リアムの話し言葉はリズミカル・早口が特徴。またメンバー内で一番低音が出せ、かつ裏声で超高音が出せるハリー以上のオールラウンダーといった感じ。また前回記事【メンズDirectionerが語る】One Directionを聴けでも語らせていただいたが、リアムはサビ部分で主旋律でないハーモニーに回ることが多いが、おそらくそれもリアムが高音域かつブレない透き通った歌声を持っておるからではないかと思っとるんじゃワシ。急なジジィですまないが、とにかくリアムの歌声は一聴の価値あり。
Zayn Malik
最後は脱退済みメンバーのゼイン。この並びでわかると思うが、ゼインの歌声はメンバー内で随一(個人的見解)。普段は地声が少し高い程度で特に特筆すべき特徴はないが、歌うとなると必見なのがそのハイノート。今回上述のリアムと高音域を比べないのは、ハイノートでもその声質が異なると感じるからである。言ってみればリアムのハイノートは裏声。地声の要素がないので歌声感が少なく、主旋律に使うには心もとない印象。しかしゼインのハイノートは文字通りミックスであり、声質に地声の要素が乗った高音なのでメイン旋律として歌い上げることも可能。今はわかりやすく簡単に言っているが、ゼインの高音域は男性歌手の中でも世界トップクラス。どれだけ高音域が出せるのか客観的に理解していただくために、YouTubeで参考動画を探してきた。こちらのリンク先動画によるとライブツアー中の「Rock Me」後半部分でなんと「E5♭」もの高音ミックスが出ているよう模様 (該当部分は本動画4:43-ほどから。その直後驚異のG#5のミックス音源があるがこちらは歌声というよりもほぼシャウト状態なので今回は評価対象からは除外)。とにかく、日本のみんなにわかりやすく説明すべく名曲「粉雪」に例えてみると「こなゆき ねえ 心まで白く 染められたなら」の太字部分はラ=A4音域となるが、E5♭とはさらにここからシ→ド→レ→レ♯までいくと言うことだ。男性の方は実際にここまでの音域を地声を含めたいわゆるミックスで出せるか試してみてくれ。そもそも音がでないか、出てもかすれた裏声ではないだろうか。ゼインはこの音域をライブツアーで何時間もの熱唱の後に出してのけると言うことなのである。恐ろしき才能、、。
今回はここまで。歌声にフォーカスした第二回だが、次回はアルバム含め1Dの曲について語る予定。いつになるかはわからないが、もし諸君から特に書いて欲しい記事についてリクエストがあればあげてくれ。
以上。
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